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2008年3月24日 (月)

チベットのこと

この件についてどう見るかは、その人間の思想的な試金石になりそうですね。 喧嘩両成敗みたいなどっちつかずな態度なら、なにも声明など発しないほうがよいよ日本政府は。 失笑をかうだけだから。 これ、国際世論はまずチベット側に立っているわけで、コソボの独立の時と同じく内政的に 分離独立問題を抱えている国ぐらいじゃないかな、何も発言しないのは。 なにやらこの件に関して、日本でもじゃあ沖縄とか北海道で独立運動が起きたらそれ認めるのか? なんて言説までとびだしてきてますね。 仮の話だけども、もしほんとにそういう動きが当地の住民の自由な意思として表明された場合は、政府は検討せ ざるをえないんじゃないかとは思うけどね。 法律論やいろいろあって現実にはやっぱり認めないだろうけど。 ただ根本的に話のすり替えでないか?内政問題ってのは中国(漢人)側の言い分であって、 チベットからしたら中華思想の犠牲にされてるわけでしょ。 鉄道作ってやっただの、封建的社会から救ってやっただのって、日本の右翼を批判できるのかいって感じだね。 人のふり見て我がふり直せって言わないのかねあちらの国では。 はっきり言って、その土地の領有権がどの民族にあるのかを時系列にそって正確にその正統性を主張するのは 難しいと思う。  どこまでさかのぼれるのか分からないから、不毛な争いにしかならないんじゃないか。 中国側とそのシンパはチベットは元々中国領だったかのように言ってるが、中国ってのは1949年に中 華人民共和国として建国されたので、まだ1世紀にも満たない国家ですから。 4千年の歴史とか言っても実際は「唐」だの「明」だのいちいち全部覚えてられないくらいしょっちゅう 国家も領土も変わってるのだし、そのつど支配民が変わってるので何をもって領有権の正統性を主張するのか。   チベットは満州族の「清」の版図に繰み込まれていただけであって、漢人の「シナ」の支配下にあった訳ではな いとされているので、「清」が滅んだからには戦後独立国を主張することは当然と考えてよいはずだけどね。 だが自分を文明の中心とみる中華思想ではそれは認めないだろうな。 なにしろ、毛沢東が編纂した歴史教科書には、ネパール、ブータン、ミャンマー、タイ、朝鮮、ベトナム、台湾、さら には沖縄や樺太(サハリン)までも自国の領土と書かれているというからたまったものではないね。 中華文明の及んだ地は、全て自国の領土だと本気で言いかねないよ。 この国と付き合っていくなら、そうとうな戦略がいるね。欺くのが当たり前だものな。

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