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2009年9月21日 (月)

ダ・ヴィンチ・コード

いまさらですが、ダ・ヴィンチ・コードを読みました。近所の図書館で在庫処分としてだしてあったのをいただきました。

ベストセラーにとびつくのが嫌な自分に腹がたちましたね。もっと早くに読むべきでした。

TVで放送していたのを先に見てしまっていたために、展開がわかっていたので面白さ半減しました。といっても、じゅうぶん楽しめましたけど。

これ読んでみて思ったのは、映画よくできていたなってことですね。さすがハリウッド。日本なら、映画化されると原作がだいなしになりますけど。

これについて、著者のダン・ブラウンがインタビューに答えてこう語っています。

『登場人物を脚本に送り込んだ瞬間―ラングドンやほかの人物を小説でどう描いていようが―ベン・アフレックやヒュー・ジャックマンやほかのだれかになってしまいますよね。だから気乗りがしないのです。また、ハリウッドはこうした小説をマシンガンや空手チョップ付きでパリを駆けめぐるカーチェイスに変えてしまいがちです。それでかなり抵抗があるのですが、洗練された映画を作れる数少ない人たちとは話を進めています。映画化権を売るとしたらこうした人たちだけですし、しかもわたしが内容の大部分に口を出せる場合にかぎりますね。』(ダン・バースタイン・編,『ダ・ヴィンチ・コードの「真実」』P33, 竹書房 2004) 

作家たるもの、これくらい言えなきゃだめだよな、と思いますね。映像化されることで金は入るだろうけど、原作がだいなしにされることに抵抗を感じないようでは二流ではないかと。

それにしても、キリスト教というのはいろいろ奥が深いですね。いや、教義が深いというのではなくて、その歴史的背景にいろいろ謎が多いという意味で。興味は尽きません。聖書にも暗号がいくつも隠されているとかなんとかいわれてますから。

『ラングドンは微笑んだ。「ソフィー、世界じゅうのすべての信仰は虚構に基づいてるんだよ。信仰ということばの定義は、真実だと想像しつつも立証できない物事を受け入れることだ。古代エジプトから現代の日曜学校に至るどんな宗教も、象徴や寓話や誇張によって神を描いている。象徴は、表しにくい概念を表現するひとつの方法だ。それを丸呑みしないかぎり、さほど問題は生じない」 ダ・ヴィンチ・コード㊦,P152』

そのとおり。虚構、仮説であるからこそ信じるのでしょう。人間がどこから来てどこへ向かうのか?この世とはなんなのか?なぜ世界は存在しているのか?どれも答えられない。しかし、その答えられないことにも意味を与えたくなるのが人間というものなのでしょうかね。解っている、自明のことなら信じるもなにもないわけで、解らないことだから信じる信じないという態度をとるのでしょう。

自分としてはキリストが人の子であるのはあたりまえの話で、それのなにが気に入らないのかが分からないのですが。仏教徒や不信心なものからしたら、キリストはひとつの宗教の教祖という見方をしてしまうのだけど、信者にしてみたら、教祖=人の子というイメージになるのかもしれませんね。あくまでもキリストは神と同格でなければならないということなんでしょう。

とにかく本を置くのも躊躇われるほどのおもしろさでした。

 ダ・ヴィンチ・コード(上)      ダ・ヴィンチ・コード(下) 

 ☆☆☆

 ダ・ヴィンチ・コードの「真実」

 これは、「ダヴィンチ・コード」の解読本。おもしろいが、これを先に読んでしまうと、興醒めする。

 ☆☆

  

 

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