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2010年3月 6日 (土)

The Catcher in the Rye

Ca8ql48p

キャッチャー・イン・ザ・ライ

村上春樹訳で。

☆☆

読みやすかった。ただ、主人公が読み手に語りかけてくるこの文体は好きでない。

共感できるところが多くてよかった。

ホールデンが学校を去るときのくだり。

さあいよいよここともお別れということになり、鞄やら何やらをそっくり持ったとき、僕はしばらく階段の降り口に立って、これが最後ということで廊下を見わたした。それで僕はなんだか泣いちまったんだよね。どうしてだろう。よくわからない。僕は赤いハンティング帽をかぶり、例によってひさしを後ろにまわした。それから声を限りに叫んだ。「ぐっすり眠れ、うすのろども!」。その階にいる全員がたぶん目を覚ましたはずだ。それから僕はさっさと出ていった。  p89

なんか好きだわ、こういうの。去り際のちょっと感傷的な描写。

ホールデンの妹がまた、かわいいんだわ。拗ねるとことか。

兄について行くといってきかないところの描写がとくにいい。

こっちを見てないふりして、しっかり道路を挟んで兄のあとをついていくあたりの感じがうまく書けてるなぁ。

オレ、途中までこいつは死ぬんじゃないか?と思ってた。なんでこんなに悲愴なんだろうと。

明るく振舞っているようでいて、妙に悲愴感が漂っている。

でもまぁ、あと味の悪い結果にならなくてよかった。

☆3つでもよかったんだけど、ポン引き野朗に金を巻き上げられたのが耐え難いから、一つ減らした。

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