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2010年5月11日 (火)

 中国人の交渉術

中共は、民主党の「中国留学組」が大活躍、日中関係の深化に大きな期待をしているようですな。こわいっすねぇw

“中国人の交渉術―CIA秘密研究”

 産経新聞外信部〔監訳〕:文芸春秋,1995

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 ☆

この本読んだかぎりで言えば、日本の政治屋さんに勝ち目はないな。

日本に、支那人ほど面の皮が厚く、狡賢く、交渉相手に終始主導権を握らせない、手強い政治家がいるだろうか?

ちと、見当たらんな。

こりゃ、呑まれるわ。

これは米国のランド研究所が、CIAの委託を受けて中共との外交交渉の記録から、中共の交渉術を分析した報告書である。

原書は本来極秘だったようだが、Mass Communicationが嗅ぎつけて公表を迫ったことから、世にでたものらしい。

まったく、言論・報道の自由とか知る権利とか、言うことはご立派だが報道関係者ってのは、国防の重大さを分かってないんだろうか。

ソ連や中共みたいな報道規制の全体主義国と対峙している時代に、自国の国益にかかわる機密事項まで公開を要求するというのはどういう神経なんだ。相手側に与してるようなもんじゃないか。

それはともかくとして、気になるのは日本の政治屋さんたちはこれを読んでいるのだろうかね。

 これまで十四年間の交渉記録は中国の対外交渉へのアプローチが一定のパターンを有し、しかも理解しやすく、驚くほど予測可能であることを示しているのだ。

 これから詳述するように中国政府高官たちの交渉行動の様式は一貫しており、外部世界に対してあいまいで偽りの顔をみせようとする彼ら自身の努力にもかかわらず、その行動は判読しやすく、理解しやすい。

 この研究の基本目的の一つは米国側の対中国交渉や分析の担当官に、中国側が交渉プロセスをいかに管理するかについての認識を与え、事前武装させることにある。そうすれば米国側担当官たちは対中交渉につきものの微妙な政治信号をより正確に解釈できるようになる。(p26,第一部 はじめにより)

日本の外務省にはチャイナスクールと揶揄される連中がいるが、この連中は中共の代理店みたいなもんだろうな。中共に主導権を握らせないための研究などしていないだろう。

中共の対外交渉における特徴として、相手国の要人を個人的な関係のゲームに引きずり込むというのがある。

 中国は、外国のリーダーと個人的な関係ができて、彼の態度や動機が確認された場合にこそ最善の影響を与えられる、と考える。そうした個人的関係ができれば、「古い友人」としてそのリーダーに種々の懇願や圧力をぶつけ、効果を上げられる、という計算である。この方法は中国人民解放軍の「誘敵深入」の戦術にも似ている。(訳者注「誘敵深入」とは、敵を深く誘い入れること。毛沢東の人民戦争論の中核思想をなすもので、強敵の侵攻に対して“人民の海”に敵を誘い込み、包囲して殲滅する戦術)

 となると、外国側からすれば、なぜ誘導や圧力をかけられるそんな「関係」に入る必要があるのか、という疑問が当然、起きる。中国側はこの問いに対しては、外国のリーダーが個人レベルで中国とのきずなを築くことで、自国側での利益、あるいは国際的な評価を得ることができるという側面を指摘する。

 だから中国側としては、そのリーダーの利益につながる動機、関心、個人の趣向などを知れば、彼を「関係ゲーム」に引き入れやすくなるわけだ。この初期の段階では、中国はよく第三者を使って相手の国のリーダーとか高官の背景を調査する。ニクソン・毛沢東両政権間ではルーマニアとパキスタンがその仲介役となった。(p42~43,第二部 文化的背景のもたらすもの)

>個人の趣向などを知れば、

ハニートラップが臭いがするな。日本の外交官のほとんどは、これにやられてるんじゃないのか。

スパイ防止法が絶対必要だろ。

ちなみに、このいわゆるスパイ防止法に反対したアホな政党は当時の自民党以外w

日本社会党公明党民社党日本共産党社会民主連合)だから、今でいえばこれにミンス党を加えればよいw

このアホどもに投票しないことだな。

日中友好の金の橋を築いた人たちが、いったいどんな“友好”関係にあるのか気になるところですなww

中共の態度を見るかぎりでは、日本に対してとても友好的とはいえないことをやってますがねw

 

さて、これはという特徴的傾向に、異常なまでの「原則」重視がみられる。

 では中国はなぜ「原則」をそれほど重視するのか。一つには、個人の意向で進められる政治への歯止め、だとみられる。個人レベルの関係や利害による政治的動きが日和見主義を生みやすいことへの抑え、というわけだ。もう一つには、文化や政治行動がまるで異なる相手国の政治的立場や目的を最初にまずよく知ろうという試みともみられる。

 中国が交渉の冒頭での原則合意を重視するのは、相手国政府に「平和共存五原則」というような一見、問題のない、ごく一般的な行動基準への大まかな同意をさせたあと、原則の内容を自国に都合よく解釈し、駆け引きの効果的な道具に使いたいからだといえる。原則の文言は一般的表現が多いから解釈の幅も広く、相手国が交渉プロセスで中国の主張に同意しない場合、その原則を中国側に便利な形で持ち出し、原則違反と非難することができるわけだ。(p83,第三章 交渉プロセスの検証)

このような中共に対してどう対処すべきか。米国側の分析結果を、そのまま日本が使えるかは分からない。いざとなれば、軍をぶつけるという確固たる姿勢を持つならべつだが。しかしそれには、世論の高まりがないとだめでしょうな。

ゆとり平和主義者が多くてこまるw

 米国側交渉者は中国側の「古い友人」というテーマを利用する巧妙な技量に注意しなければならない。(p204,第五部 有効な対抗戦略はあるか)

 そのためにもまず、「自国の基本目標を正確に認知する」ことであるという。

 中国側はまた自国の都合に応じ、交渉を長引かせ、相手をじらせる能力にきわめて長けている。この能力は米中正常化や米国の台湾への兵器売却問題をめぐる交渉で、十分に発揮された。

 このため米国側交渉者にとっては、交渉の冒頭で自国の最終的な基本目標が何であるかを正確に認知することが、なによりも重要となる。とくにその目標の達成のために、ここまでは譲歩できてもこれ以上は絶対に譲歩できない、という一線を交渉の出発点で認識しておくことが不可欠となる。(p216,第六部 教訓) 

 米国側交渉者は中国側が合意を結ぶに際し、最後の最後まで待つという傾向を十分に認識しておくべきである。中国側は合意成立の見通しが現実的になると、相手はますます譲歩するだろう、と期待するのだ。

 米国側交渉者はまた、デッドラインが設定された状況での交渉では、中国側も弱みをみせてきた記録があることを知るべきである。中国側交渉者は自国側の「忍耐」については大いに誇りを示し、自慢するが、実際には自分たちが時間の期限をつけられた状況におかれると、意外と弱体になるのだ。

 米国側としてのこういう場合の圧力への最善の防御法は、当然のことながら交渉を打ち切ってもよい、決裂させてもよいと意思表示することである。交渉でデッドラインが迫り、米側にとって不利な状況のまま協議がまったく前進していないという場合に、交渉決裂の意思を示すことはとくに重要だといえる。(p217~218,同)

 

日本の政治屋さん、交渉決裂も辞さないという強い姿勢を持てるか?

「中国的友好」に気をつけろ

って、強調してるぞ米国はw

 

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