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2010年9月17日 (金)

アブナイ中国

アブナイ中国―なんと、のんきな日本の為政者たちよ! アブナイ中国―なんと、のんきな日本の為政者たちよ!

著者:花房 孝典
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読後感:×

尖閣諸島の領有権を喚き始めた中共であるが、こいつらにはそもそも万国公法的意味での、領土という観念を持っていないようだ。

ところで、

【中国からの1万人団体旅行が中止 尖閣問題が影響】

このようなどうでもいい情報をことさらとりあげるTV・新聞が目立つが、いったいなにを云いたいんだ。日本政府に、支那を刺激しないように穏便に対処しろとでも云うのかね。

どっちが最初に喧嘩売ってんだってはなしだ。

 前原氏はこの日午前の会見で「中国の大型旅行案件が中止されることは残念」とした上で、「大事なことは国益や日本の主権を基本に置きながら、対応していくことだ」と指摘。日中関係が再び安定した場合は、改めて訪日旅行を検討するのではないかと期待感を示した。

主権の基本は、まず領土意識だろ。てめえらの縄張りがどっからどこまでっていう、明確な主張をしない国家などあなどられるだけだ。結果的にそれは、国益を損なうことになる。

支那人の団体旅行が来なくなるからなんだってんだ?、くだらねえよ。どうせなら不法入国の不逞支那人も取り締まれって、アホの中共に云ってやれ。

そも、支那とはいかなる国ぞ。この認識なくして日中友好などと危なっかしいことを云うものではない。日本の物を買ってくれる有り難い市場としてのみ見ているのなら、足元すくわれるぞ。

 中華思想を奉持する国家には、「国家意識」が希薄、あるいは存在しないことである。

 主権国家が国家意識を持たないということは、一見矛盾するようだが、中華思想の論理からすれば、天が下、すべてが己の領土である以上、あえて国家意識を持つ必要はないのである。

 ところが、本来、すべてが中国であるべきはずの地球には、目には見えないが、国境という線が縦横に引かれ、さまざまな国家が勝手に主権を主張し、乱立している。これが、中華思想の目をもってみれば、野蛮人に領土を不法に占拠されていると映る。となれば、それらの状況は、当然「正しい姿」に回復されなければならない。

 そのためには断固たる決意と、強大な軍事力が必要になる。

 中華人民共和国という国家は、あくまでも便宜上の仮の姿であり、その目指すところは、すべての人類が、中国を「中華」として崇め、その皇帝たる中国共産党総書記の前にひれ伏す「大中華帝国」である。(p115 ~116,第四章 中華思想という虚構,)

支那人には国家意識がないといって、それをあたかも、世界市民的傾向を本来持っているのが支那人であると思っている人たちがいる。いま手元にないため、正確に引くことができないが、「二一世紀への対話」に、そのような微笑ましい話がでていた。

人類がみな支那人であるべきだと思っているのであるなら、国家意識も国境という観念も持たないのは当然であろう。微笑ましい平和主義者たちが考えているような、抽象的な“人間”だの“市民”だのという概念と、文明人=支那人というのとはまったく違うのだ。

ある意味でいえば、支那人は白人どもと似ているところがあるかもしれない。連中は国際社会に自分を合わせようとするのではなく、国際社会を自分に合わせようとするのである。日本人とはGLOBAL STANDARDの捉え方が逆である。

それにしても、最近の中共の目にあまる挑発はどう受けとめるべきか。国内問題から目をそらすという、よく言われる理由であるのか。

理由はどうあれ、支那の国内問題は支那で処理すべきことであり、日本は主権国家としての当然の対応をすべきことであるにはかわりない。この場合に戦後民主主義的、「大人の態度」をとるのは、阿呆としか映らない。

“平和国家中国は覇権を求めない”という言葉は詭弁である。

 これは、そもそも「天下の覇権」は、中国にのみ存在するものであり、他の国が覇権を求めることはできない。また、中国にのみ許された覇権を他に求める必要はないという意味に受け取るべきである。(P127,第五章 覇権を求めないという虚構,)

これ以外に、異常な軍拡の意味を読みとることはできない。抽象的思考の中に逃げ込んで、「平和国家中国」を想像するのは自由であるが、覇道を往く国である可能性を否定できない以上、政治はそれに対応しなければならない。

この状況はしかし、日米ともに“ミンス党@左翼”となったときから、起り得る事態であった。米国が力の行使を躊躇わないブッシュ政権下では、起こらなかったであろう。つまり、今なら勝てると中共は睨んでいるのかもしれない。

先に日本に手を出させ、それに対する報復として“正当に”武力行使に持ち込もうというのであろうか。

ならば日本はどうする。このときこそ日米同盟の真価が問われるのではないか?

日本の領海に入り、海上保安庁の船に突っ込んだ。日本政府は同盟国として、米国にもこの件を非難させたらどうなんだ。ここで何も反応しなければ、日本国民は日米同盟の意義を疑うぞ、と皮肉のひとつでも云ってやれないのかね。

とにかく酷い政治だ。

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