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2010年12月 5日 (日)

一号線を北上せよ

一号線を北上せよ 一号線を北上せよ

著者:沢木 耕太郎
販売元:講談社
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読後感:☆☆

一号線はどこにある?

「北上」すべき「一号線」はどこにもある。私にもあれば、そう、あなたにもある。 思わず旅に出たくなる、著者初の紀行短篇集。

青春の記憶に浸る旅、作家の存在に導かれる旅、プロスポーツ観戦の旅、観光客のバスツアー『深夜特急』の旅から20年、旅の達人が見たスピリチュアルな風景とは― 10年余りにおける、その時その時の「一号線」を求めての旅のスケッチ。

『深夜特急』に魅せられたのは、高校生の時だった。大沢たかおのドラマをTVで見て、沢木耕太郎を知った。そして、読んで、その旅に心を奪われた。

自分が沢木耕太郎のような旅をする日は来ないと思うが、憧れの一つとして、著者の旅は追っていきたい。この本も、そんな思いで読んでいた。

旅をしている時の著者の感じ方、見方が好きなのかな、と思う。別段、沢木耕太郎と同じ場所を歩いてみたいとは思わないのだ。不思議とそういう気に、ならない。

憧れをもって読みつつも、どこかしら反発を覚えるのがなぜなのかと思うのだが、今回もよく分からなかった。

旅の舞台が、いつも海外であることが気に入らないのか・・・、あるいは、所詮はただの放浪にすぎないのに、自分に酔っているような自己分析が嫌なのか・・・・。

 “何か自分でもわからないものに引きずられるようにして旅に出てしまう。旅に出る理由をあれこれと口にしても、本当は、その「何か」が旅をしている最中にわかっていることは少ない。いや、旅を終えてもわからない。だからこそまた、その「何か」が旅に押し出すことになるのだ・・・・・・。(p238,ヴェトナム縦断,)

それとも、思い立ったらどこにでも飛び立てる、そんな著者が実は羨ましいのかもしれない。

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