「プレシャス」「フィリップ、きみを愛してる!」
いろいろと、酷い映画だったわ。主演の役者も体格が凄過ぎるし、家庭の荒み方も凄い。
一部の富んだ者だけ見ていては分からない、米国の暗部を描きだしている。落差が凄い国なわけだなぁ。英語の綴りからならっている風景には、さすがに本統かよ?、と思ってしまった。16歳でっせ!?
教育面でも、そこまで格差があるのか。
見ていて辛い映画だったなぁ、学校でも家でも路上を歩いているときも、眉間に縦皺寄せて歩くプレシャス。
この母親ってのがもう、生活保護食いつぶすことしか能がない。娘に家事からなにから、まかせっきり。
プレシャスは16歳にして子持ちなんだわ。しかも父親の子を孕まされたという。ちなみに現在、二人目を孕んでいるという設定。
もちろん、また親父の仕業で。
最悪だ。
親父が最悪ならせめて母くらいはと思いたいところだが、娘を守るどころか、自分の男を取りやがってと娘を罵倒する始末。
兎に角気分悪い映画だった。
しかし収穫がひとつ! プレシャスの転校したフリースクールの女教師が、すげえ美人!誰なんだ、あの役者は。見たことある気もするが、名前がでない。
そういや、マライヤ・キャリーも役所の福祉課の職員だったかで出てきたねえ。唄っている時と違って随分と地味だったが、役柄から考えたら当然か。化粧と着る物変えるだけで、どこにでもいそうな人になるもんですなぁ。
二本目(実際に見た順番ではこっちが先)は、特に何も感想は無し。
同性愛者の物語。現実に米国で起きたことなんですと。
まぁ、こういうとまた差別ってなことになるんでしょうが、やっぱり分からんものは分からんというほかないわ。
レズならまだ見れる。でも、ホモは無理だわ。ゲイさんには申し訳ない気もするがね。
これ、最後まで見通せる気がしなかったから、残り30分くらいのところで入館したのですがね。きつかった。
また、ジム・キャリーが巧いし、居そうなんだわこういうのが。
愛する男に会う為に、何度も務所を脱走しては捕まり、するのですがねぇ。凄い情熱だ。
さり気無くエンド・ロールの流れる場面で、雲の形がポコチンを模っているように見えたのが、気味悪かった。
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