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2011年7月18日 (月)

中国の戦争宣伝の内幕

中国の戦争宣伝の内幕―日中戦争の真実 中国の戦争宣伝の内幕―日中戦争の真実

著者:フレデリック・ヴィンセント ウイリアムズ
販売元:芙蓉書房出版,2009
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読後感:×××

 【宣伝工作に巧みな蒋介石軍に対し、いかにも宣伝下手な日本人 アメリカに対するプロパガンダ作戦の巧妙さ―ラルフ・タウンゼント(『暗黒大陸中国の真実』)だけではなかった!日中戦争前後の中国、満洲、日本を取材した米人ジャーナリストがいた!日米関係の悪化を懸念しながら発言を続けたウイリアムズが訴える真実とは?―。】

 【目次】 第一章・極東の現状、その全体の俯瞰図 第二章・西安事件と頻発する日本人虐殺事件 第三章・第二次上海事変の内幕 第四章・残虐きわまる中国軍を糊塗するプロパガンダ大戦略 第五章・日本のアジアに対する崇高な使命感 第六章・パネー号事件と対米プロパガンダ大作戦 第七章・阿片を蔓延させる日本というプロパガンダ 第八章・中国人と日本人を比較する 第九章・チャイナタウンの暗殺団と中国の軍閥 第十章・反日を煽る偽写真 第十一章・ソ連の中国侵略を阻止しようと戦う日本 第一二章・宣教師の善意を利用して日本軍の悪を宣伝する 第一三章・広東と漢口の陥落、そしてその後の展望

わずか160項の薄い本だが、ハラワタが煮えくり返る狂乱の書である。日中戦争当時、あの暗黒大陸で日本人が如何なる目に合っていたか。怒髪天を衝くとはこのことだ。
これは日本側に立って宣伝工作(というほどの活躍ではなかったと思うが)してくれた米人、Frederic Vincent  Williamsが1938年に米国で刊行した本である。残念ながら可哀想な者が好きな米人は、愛嬌のない日本人よりもシナ人に味方した。日本も外人を雇って、なんとか対外工作を試みてはいたようだが、このwilliamsがいみじくも嘆いているように、日本人は宣伝工作が下手なのだった。
それと対照的なのがシナ人である。
シナ人は絶対に真っ向勝負をしない連中である。計略あるのみ。これが日本人には分からない。武士や騎士のような生き方はシナ人には無縁である。三国志や論語で、シナを尚文の国だの信義に厚い国だの思っている者はすでにシナの術中に嵌っているのだろう。何世紀も前から籠絡されていたわけだ。
中国は平和的な哲学者や学者がいる国だと世界中から思われている。しかしながら事実を言えば、日本がやってくる以前から中国の主なビジネスは戦争だった。中国はかつても今も世界でトップクラスの陸軍国である。中国の大多数の人々が平和を希望していることは疑いない。しかし政治家や軍閥がそうさせないのだ。日本はこれらの政治家や軍閥と戦っているのであって、国民相手ではない。これは我々アメリカや他の国々がよく心に留めておくべきことである。(p108~109,第八章 中国人と日本人を比較する)
しかしこの警告は米国人には届かなかった。連中も籠絡されたのである。
一に計略、二に計略、三にも四にも只管計略あるのみ。四千年に渡る謀略の歴史、それがシナである。
兵法三十六計の第七に曰く、“無中生有”。― 無であるものを有に見せるうちに、本当に有にしてしまうこと。シナ人の常套手段であるが、これを日本人の感覚では、でっちあげと云う。
本書は日本側の宣伝工作として読むべきだという、客観的な“日本人”もいるようである。
“自分は客観的であるなどと考える者は、もう半分酔っぱらっているに違いない”とは、魯迅の言葉だそうだ。客観的なつもりの人間は、堂々と嘘をつく奴には以外に弱いのかも知れない。
戦争を避けようとするなら宣伝工作もするのが当たり前だ。その工作が徹底できなかったか、下手だったということだろう。
序文にこうある。
この本を読む多くの人は、最初は日本側に味方をしていると思うだろう。しかしどれほど多くの本や新聞記事が中国贔屓で反日であるだろうか。しかもそういうものを「これは中国の味方をしている」とは言わないのだ。我々は日本に関するものよりも、中国に関して見聞きするものを疑いなく事実として認識する傾向がある。実際問題として、この国には中国のプロパガンダが氾濫している。そして日本を弁護するものをほとんど見ないのである。(p10)
今の米国世論はどうであろうか。Netを通してシナの実態に気づいてきた者も少なからずいるだろうが、肝腎なのは議員どもである。こいつらがまたしても籠絡されていては、歴史は繰り返すに違いない。
日本人が世界に出てきて、西洋人のゲームのやり方を学んでせいぜい八十年である。彼らは実に見事にやった。ついでに言っておくが、何とかしてもらいたいものだ。なぜなら彼らはほとんど信用されていない。昔の先生の際限のない敵意を獲得したからだ。この数え切れないプロパガンダと日本への憎しみの背後にあるのは、日本があまりに早く彼らのレッスンを終了してしまったことに腹を立てている国々のジェラシーである。(p75,第五章 日本のアジアに対する崇高な使命感)
これでは、本書は当時の米国では売れなかったろう。反感を買いこそすれ、共感をえる事はなかったに違いない。米人にしてみりゃ、嫌なとこを突かれた感じだろう。問題は今である。今も日本人に対する印象は、それほど変わっていないのではないかと思えてならない。
特に、資本主義や民主制に懐疑的になっている連中、この手の奴らはシナに幻想を持つ傾向が強いと見える。
それにしても、本書に記述されている当時の様相は凄まじい。日本人がどれほど凄まじい殺戮と強奪の餌食となっていたか。
私が住んでいた北支の百五十マイル以内のところに、二百名の男女、子供たちがすんでいたが、共産主義者によって殺された。二十名はほんの子供のような少女だった。家から連れ出され、焼いたワイヤーで喉をつながれて、村の通りに生きたまま吊り下げられていた。空中にぶらぶらされる拷問である。共産党員は野蛮人のように遠吠えしながら、揺れる身体を銃弾で穴だらけにした。
日本人の友人であるかのように警護者の振りをしていた中国兵による通州の日本人男女、子供らの虐殺は、古代から現代を見渡して最悪の集団屠殺として歴史に記録されるだろう。それは一九三七年七月二十九日の明け方から始った。そして一日中続いた。(p33,第二章 西安事件と頻発する日本人虐殺事件)
とてもじゃないがこれ以上の引用はできない。精神が狂乱する。結局のところ、シナ四千年だが五千年だが知らんが、その悠久の歴史が生んだものは、匪賊としてしか存在しえない阿Qであったわけだ。
中国政府云々という言葉を聞くが、よくよく読んでいると、この当時政府などと云えるような組織なんぞシナにはなかったというのが真相だろう。国民党にしろ共産党にしろ、単なる匪賊にすぎないのだ。そして、どっち側に付いたほうが得なのか、趨勢を見誤らないように立場をころころ変えるその他の人民の群れ。国家としての体裁などシナにはなかったのだとオレは見ている。

幻想はいまだに続いている。この匪賊が支配してきた謀略の国を最大の市場と見て、欲に目が眩んでいる連中。そして、尚文の国だの文化大恩の国だの、クソ寝ボケたことを抜かす連中。

馬鹿も・や・す・み・や・す・み・云え!

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