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2011年11月12日 (土)

雪国

雪国 (新潮文庫 (か-1-1)) 雪国 (新潮文庫 (か-1-1))

著者:川端 康成
販売元:新潮社
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読後感:☆☆

 【頑なに無為徒食に生きて来た主人公島村は、半年ぶりに雪深い温泉町を訪ね、芸者になった駒子と再会し、「悲しいほど美しい声」の葉子と出会う。人の世の哀しさと美しさを描いて日本近代小説屈指の名作に数えられる、川端康成の代表作。】

 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」

 この冒頭部分しか知らなかった名作。小谷野敦はこれのどこが名作なんだ?、と云ってたな。

 けど、オレの心は充分満たしてくれたな。何よりも、この小説の舞台になった越後湯沢温泉へ行ってみたくなった。勿論、上越線で。 

 国境の長い隧道を抜けて景色が一変するってところを見てみたいと思った。

 言葉のやりとりがなんとも美しいね。「みずうみ」は全体に淫靡な匂いがしすぎて気持ち悪かったけど、これはそういうのとは違う、良い余韻があった。

 駒子と島村はその後どうなったのだろうか。

 

“踏みこたえて目を上げた途端、さあと音を立てて天の河が島村のなかへ流れ落ちるようであった。”(p148)

 無為徒食の男と芸者の女。ひとときの逢瀬か。

 なんとしても越後湯沢で再読したい本である。

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