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2012年2月13日 (月)

酔いどれ詩人になるまえに

 実在した作家が元になっている映画である。

  観ているこっちまで酔っぱらいになりそうなくらい、兎に角飲みまくる。

  起床するなり迎え酒。 仕事中も酒を呷り、当然の如くクビとなる。 

 なんの仕事も続かない。 親にも見放される駄目男。

  なのに、不思議と不快感がない。

  屹度、彼自身が自分を見捨てていないからなんだろう。

 何の目標もなく、自堕落に生きているだけの男の人生なら、劇にはならなかったろうし、観ている方もその下らなさに付き合いきれなくなるだろう。

  だが、この男には作家になるのだという目標があった。

 勿論、それだってモノにならなければただの酔いどれの怠け者でしかなかったろう。

  結果オーライとして見るかどうかで評価は分かれる映画かな。

  ひとつ印象的な言葉を彼は残した。

 “人は容易に自分の惨めさを手放そうとはしない。怒りを燃やし続けるためのエネルギーだからだ” とかいう趣旨の言葉であった。

 なかなか深い言葉ではないか。

 

 

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